宮崎おさかな紀行

おさかな大好き大学院生のブログ

ハードな日々でも生き物集めはやめられない

雨はジメジメしていてやる気が起きない

 

なんて言ってる暇もないくらい、今年はバタバタです。

 

4月からずっとサンプリングや執筆があって、怒涛の日々を過ごしております。

かなり充実した毎日が送れております。

サンプリングのおかげか、27歳にして人生で今が一番身体が引き締まっていて体力もある気がします笑

ただ、先月肉体派サンプリングをしているときにどうやら肋骨を痛めてみたいで、

ふいに力を入れると激痛が走ります。

すぐ治ると思っていましたが、そこそこ長引いてるのでこれだけが厄介...

 

さて、久々のブログ更新なので、最近の魚たちを紹介させてください。

それぞれの魚の美しさやかっこよさのポテンシャルを最大限に引き出すべく、日々鍛錬しております。

キンギョハナダイの雄。数年前から見ていたのでやっと釣れた!

普通種ホンベラ。上品な美しさ!

ウツボ。多分世界一美しいウツボの写真じゃないかなと自負してます笑

カライワシ。稚魚の時は透明な葉っぱみたいな形。

クサアジ。アジとつくけど美味しいアジの仲間ではないです。結構レアな魚。

アミメミノカエルウオ。凄まじい躍動感と何かしらの規則性を感じる模様。

 

そして本年度から、甲殻類の写真もこだわっています。

甲殻類は魚と違って厚みがあるので、一枚の写真に収めるとピントが合ってる場所と合っていない場所ができてしまします。

ですので、ピントを少しずつずらした写真を数十枚とって、そのあとピントが合っている部分だけを合成する方法(深度合成)を勉強中です。

クロベンケイガニ。そこら辺のドブにもいるカニだが、きれいに撮るとかっこいい!

これからしばらく、というか本年度は忙しい毎日が続きそうです。

ただ楽しむことも忘れずに、色々仕上げたいですね。

近々いくつか論文も出ると思うので、次回はその紹介をしたいと思います。

ほぼ水のない場所にいる、ミミズみたいな魚たち。

年の4月はやけに暖かいですね。

暖かくなるとどうしても生き物探しに出かけてしまいます。

最近は時間を見つけては実験所近くの磯などで、シャベルや熊手を使って魚を探してます。

 

もう一度言います。

シャベルや熊手で魚を探してます笑

しかも水には浸かりません。

 

???

 

と思われた方、多いのではないでしょうか。

 

大半の魚は水の中にいるので、普通は水に潜ったり、潮だまりで網を使って魚を探したり採ったりします。

ただ、ここ数年でほぼ干上がったような場所にも適応した魚がいることが明らかになっており、多様性も高くコレクター性も高いことから、全国に多くのシャベル・熊手での魚採りマスターが出てきているみたいです。

 

いったいどんな魚かというと、見た目が細長い、ハゼの仲間です。

実は以前ブログに少し載せてます。

yukiyalates.hatenablog.com

 

ミミズハゼというグループのこの魚たち、僕は2019年に有名なハゼの研究者の方が出版した論文(https://www.fujimu100.jp/app/files/uploads/2019/04/Tokai-shizenshi12-05.pdf)でこんなにいるのかと驚いた記憶があります。

同時に、見た目が似ているものも多かったため、本当に別の種なのか?とも思いました。

 

しかしそれ以降、川の河口や浜辺で小石が積もっているような場所を気にするようになり、時間があるときに掘るようになってからは、一気に色んな種類に出会えるようになりました。

 

そしてつい先日、鹿児島大学でミミズハゼの分類の研究をされている方と共著で、宮崎県沿岸から初記録のミミズハゼの仲間を6種報告しました。

以下より読めます。

www.jstage.jst.go.jp

 

この報告以前にも、実は研究室の後輩と一緒にナンセンハゼという種類のミミズハゼを宮崎県から見つけており、報告しておりました。

www.jstage.jst.go.jp

 

ほかにも図鑑などの出版物を合わせて、今回の報告以前は計6種が宮崎県沿岸から知られていました。

今回の追加で計12種となりました。

 

僕の手元に1種類(ミナミヒメミミズハゼ)以外は写真があったので、並べてみました。

そっくりだけど、なんか違う...

自分で作っておいてなんですが、最高です!

刺さる人には刺さるのでは?

 

種ごとに微妙な違いがあって、コレクター性抜群です笑

しかもまだ未記載の種が大半みたいなので、誰も見つけていないような種類が今後も出る可能性がありそうです。

 

僕らはまだまだ宮崎県の海岸のごく一部でしか調査ができていないので、今後はもっといろんな方が新たな種類を見つけてくれることを祈っております。

そしてできるだけ早めにどこにどの種類がいるのかなどまで分かることを願っています。

何故かというと、これらの魚はごくごく限られた環境にそれぞれ適応してきているので、その環境が無くなるとその場所の個体全滅なんてことがあり得る魚だからです。

ミミズハゼの仲間だけでなく、その他多くの小さな生き物たちが知らぬ間に絶滅していると考えると、なんか寂しい気持ちになります。

 

沿岸環境は我々人間も多く利用するので、多少開発も必要かもしれませんが、多くの生き物と共存できるような環境づくりも意識されるようになってほしいですね。

というか最近は少しずつ良くなってきている部分もあると思うので、今後はさらに良くなってほしいです。

 

なんか感想みたいになりましたが、腹が減ったので今回は以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

アキイロイケカツオ!

稿してから約9か月、いろいろありましたがようやく日本初記録の魚の論文が公開されました。

日本の海域で初めてとれた魚ということで、標準和名を提唱することができました。

論文はオープンアクセスなので以下より誰でも読めます!

www.jstage.jst.go.jp

 

また、標準和名に関しては前回のブログ(以下リンク)で簡単に説明してます。

 

yukiyalates.hatenablog.com

 

ここでは論文の裏話などもしていきます。

 

日本初記録というとよく、「すごい、新種が出たの!」と言われますが、多くの場合は新種ではないです。

新種は簡単に言うと世界で誰も記載していなかった種類を記載し、その生き物に学名をつけることです。

日本初記録は、ほかの国では知られている種類が日本で初めて採集され、報告されたときに使う言葉です。

新種でも日本初記録でも、過去にその種類に適切な標準和名が提唱されていなければ、新たに標準和名を提唱することができます。

 

さて、今回報告したのはScomberoides tala(以下S. tala)という学名のイケカツオ属の魚で、これまでは熱帯のインド太平洋地方(南アフリカ東岸、パキスタン、インド、ベンガル湾、オーストラリア、タイ湾、南シナ海)で知られていた種類でした。

日本の海域ではそれまでイケカツオ属の魚は3種が知られていました(イケカツオ、ミナミイケカツオ、オオクチイケカツオ)。

 

いつもお世話になっている宮崎県北部の門川湾の定置網の漁師さんが2021年の11月に、イケカツオっぽいけど雰囲気が違う魚として写真付きでFaceBookに投稿したのが始まりでした。

それをみた魚好きの方々がもしかしてこれは...となり、なんやかんやでその魚の標本をいただくことになりました。

もらった直後の個体。ひれの黄色さが印象的でした。

それから標本の細部を調べ、過去の文献などと照らし合わせていくと、日本ではまだ見つかっていない種類(つまりS. tala)であると判明したので論文にすることになりました。

非常に幸運だったのが、この標本個体を博物館に登録するときに、僕が調べきれなかった文献を持っていた博物館の学芸員の方に共同研究者になっていただいたことです。

その文献は2012年に出版された沖縄島の市場の魚図鑑(※1)で、写真付きで様々な魚が紹介されているものでした。その中のオオクチイケカツオとして載っている写真個体が、S. talaの誤りであると教えてくださったのです。

さらに、論文投稿して何度か査読者からの修正依頼に対応していると、その方の知り合いの方から石垣島で見慣れないイケカツオを釣ったとのことで連絡があったそうです。

その個体もなんと、S. talaだったのです!

捌かれた後ではありましたが、何とか石垣島の個体も博物館で標本にすることに成功しました。

結果としてS. talaは日本の海域で宮崎県、石垣島から標本が得られて、沖縄島からは写真の記録があるという報告ができました。

 

しかし、論文受理までまだ苦難がありました。

投稿して数か月経った頃に、別の研究者の方が共同研究者の方に1943年の日本語文献にS. talaが日本語名付きで載っていると教えてくださったとの連絡がありました。

その文献(※2)は熱帯の海の魚を載せたもので、日本にいない魚も載っていました。

その中になんとS. talaが「タランタラン」という名前で載っているではありませんか!

しょうがないので、新しくこの魚につけようと思っていた和名から変更し、このタランタランという和名を引き継ぐ形にして再度投稿しましたが、査読者の方からタランタランは適格ではないからやめろとの指摘をいただきました。

そもそもなぜタランタランという名前をその文献では使っていたかというと、おそらくマレー語圏でのS. talaの呼び名(つまり地方名)に由来していると推測されました。

実際にインドネシアの魚図鑑等で、S. talaを含むイケカツオ属の地方名は"Talang-talang"となっています。

日本魚類学会の標準和名検討委員会の文章中で、「標準和名でない和名」の項に「英名等の発音に基づく便宜的な和名」があることから、査読者の方は指摘してくれたのでした。

https://www.fish-isj.jp/iin/standname/guideline/guidelines2020.pdf

 

ということで元々つけたかった和名「アキイロイケカツオ」をS. talaに対して提唱することができました!

もっと正確に言うと、標準和名を提唱する際は学名と同様、標本1個体に対してつけなければならない(のちの混乱を防ぐため)ので、宮崎県門川湾で2021年11月に採れた個体に「アキイロイケカツオ」という和名をつけたことになります。

漢字では「秋色逆鉤鰹」となるみたいです。

 

なぜアキイロイケカツオかというと、

・秋に採集されたこと(宮崎県は秋が短く、11月中旬~12月中旬くらいしかない)

S. talaの特徴として挙げられる橙色から黄色のひれが、秋の紅葉を連想させること

の2つのことからこの和名にしました。

季節の秋が和名に入っている魚がいないことも狙っています笑

 

何とか公開されてほっとしましたが、今回は簡単に報告できるだろうとパパっと仕上げたのが仇となり、後々自分を苦しめることになりました。

今後は最初からもっと丁寧に書き上げます。

 

※1:三浦.2012.美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち.ウェーブ企画.140 pp.

※2:南洋産の主要魚類[17].理論・應用 植物及動物 11: 679–683.

魚に和名を付ける

き物には色んな名前があります。

学術的に最も正式な各生物群の名前とされているものは「学名、scientific name」で、ラテン語を用いて属名と種小名の二名法で、しかも斜体で表記されます(例:ヒトの学名はHomo sapiens)。

この学名の体系は1758年にリンネが採用した考え方で、今では世界共通の生物の正式な名前として用いられています。

しかし、覚えづらく読みづらいという難点があります。

 

一方日本では、日本語による生き物の呼び方が古くから存在しており、今では

「地方名」(例:宮崎県では平たいアジ科魚類を「えば」と呼ぶ)や「品種名」(例:同じ犬という動物でも「チワワ」や「ダックスフンド」のような犬種がある)などを含む「和名」という形で流布しています。

それらたくさんの和名の中でも、学術的に正式な日本語版の学名的なものが「標準和名」です。

 

生き物1種(1分類群)に対し、複数の名前があると混乱のもとになります。

特に学術分野でそのような混乱は厄介です。

学名や標準和名はそれらを防ぎ、各種の名前を安定させ、人々への教育や普及においても大きく貢献してきたものです。後者は日本人に対して特に重要な位置づけです。

標準和名の歴史や考え方は日本魚類学会のHP(以下リンク)に非常に細かく書いてありますので、詳しく知りたい方はそちらをご参照ください。

www.fish-isj.jp

 

日本の魚類学分野において、標準和名はしっかりと議論されてきたそうです。

日本産の魚には各種に標準和名が付けられていますが、2000年に東海大学出版会から出版された「日本産魚類検索 全種の同定 第二版」が起点となっています。

細かいルールなどは日本魚類学会のHPにある「魚類の標準和名の命名ガイドライン」(以下リンク)より確認できます。

https://www.fish-isj.jp/iin/standname/guideline/guidelines2020.pdf

 

長い前置きになりましたが、この度新しく日本で確認された魚に標準和名を提唱することができました!!

アキイロイケカツオ、という和名を付けました!

 

論文は日本動物分類学会の英文誌「Species Diversity」に掲載されました(以下リンク)。

www.jstage.jst.go.jp

 

実は以前にも共著で関わらせていただいた論文で、ウミヘビ科の魚に「トラノオウミヘビ」という標準和名を提唱する機会がありました(以下リンク)。

fishtaxa.com

 

今回は自分が筆頭著者の論文で和名提唱ができたので、前回よりもさらに非常にうれしいです!

次の大きな目標は、新種を発見&学名の提唱(新種記載)もしたいです!

 

なぜこの和名にしたかなどの解説はまた今度、ブログに書きます。

お楽しみに!

2023年もよろしくお願いいたします!いくつか論文紹介も!

2023年になりましたね。本年は博士課程の規定上の卒業年になります。論文も魚集めも(笑)頑張りますので、よろしくお願いいたします!

 

昨年末からいくつか論文が公開されました。

それらを踏まえてWEBサイトを更新したので、良かったら見てください!

sites.google.com

 

せっかくなので公開された論文を軽く紹介します。

まずはちょっと残念な記録論文です。

ジルティラピアという、本来であればアフリカ周辺にいるはずの外来魚を宮崎県延岡市の河川から報告しました。

後輩との共著になります。

www.jstage.jst.go.jp

お腹が赤色なのが特徴です。

本種は沖縄島や鹿児島などで定着が確認されていました。宮崎県でも写真などは撮られていましたが、今回標本に基づき記載しております。

本種は暖かい場所を好みますが、一時的であれば低水温も絶えれます。さらに高塩分も耐えるので、海にも出る可能性があります。ということは海を介して河川間を移動する可能性があることになります。本種が定着した沖縄島では、在来種が減ったことも知られているそうですので、今後対策していく必要もありそうです。

 

次に幼少期の僕の一番の遊び場だった大淀川で得られた珍しい魚の記録です。

以下リンクより読めますので興味のある方はどうぞ。

https://www.researchgate.net/publication/366461078_A_photographic_based_record_of_Estuarine_Largemouth_Dragonet_Eleutherochir_opercularis_Teleostei_Callionymidae_from_Oyodo-gawa_river_Miyazaki_Prefecture_southern_Japan_dadianchuandecuoyingsaretaxiezhe

ずんぐりしていて可愛らしい魚です(大石氏撮影・掲載許可済み)!

オオクチヌメリという熱帯性の小型魚類を、僕の知り合いの釣り人の方がルアーでひっかけて、その写真をSNSにあげていました。国内ではまだ数えられるほどしか記録がない種類です。

本種は川と海がぶつかる汽水域を利用する魚類です。今後海水温が上昇すれば、黒潮流域などの河口域にさらに出現してくる可能性があります。

今回は写真のみでの記録ですが、今の時代スマホでの写真も画質が良いので、種類まで同定できます。今後もこのような写真ベースの記録が増えると思います。

 

最後に、これもまた珍しいコクテンアオハタという魚の報告です。

後輩との共著です。

https://www.researchgate.net/publication/366898145_Second_Japanese_records_of_the_Fivebar_Grouper_Epinephelus_kupangensis_from_the_coast_of_Miyazaki_Prefecture_gongqixianyanankaraderaretaguonei2limunokokuten%27aohataEpinephelus_kupangensisnojilu

たぶんコクテンアオハタの世界一きれいな写真です。

本種は2016年に新種記載されたハタで、それまで別の種類と混同されていました。国内では沖縄県高知県からしか知られておりませんでした。

ある日SNSで珍しい魚を探していた際に発見し、釣り人の方に連絡して、標本を頂きました。奇跡的に県北県南で各1個体を別の釣り人が釣りあげましたので、それを基に報告させていただきました。

釣り人や一般の方との連携することで多くの知見を得てきました(まだまだ未発表データがあるので頑張って報告します。今後も多くの方と連携していきたいですね。

 

実はあと一つ受理されておりますが、それは公表されてから紹介します!

今年も大学生生活終盤として、気を引き締めて頑張ります!!

 

 

2022年、早くも師走(熱帯性の生き物たち)

日の流れって、歳重ねるごとに早く感じるようになりますよね。

そんな感じで2022年も12月になりました。

来年度の11月には博士論文が仕上がってないといけないので、多少焦りもありますが、この冬が大学生活のまとめだと思い、地に足付けて頑張ります。

 

さて、最近は夏に比べて外に出ておりません。といっても週1は魚採りしてるかも。

僕が良く採集に行く海や河口域ですが、11月くらいが大体一番海水温が暖かく、熱帯性の魚がねらい目です。

今回はここ最近の熱帯性の魚や生き物たちの写真を載せます。

 

まずはボラの仲間から。

ワニグチボラ。岩礁のタイドプール(潮だまり)にいました。

フウライボラ。唇がもじゃもじゃしてる種類です。こちらもタイドブール。

タイワンメナダ。川の河口域にいました。こんな大きい個体は初。

はい、みんなそっくりです。

正直未だにパッと見じゃ種類が分かりません。

ボラは難しい....

 

そして後輩が川で採ってきた熱帯性のヨウジウオをバケツの中で1日置いていたら、大量に子どもが出てきました。

最初はゴミにしか見えなかった...

鍵盤ことカワヨウジ。お腹にたくさん子どもがいたので、お父さんでした。

1cmに満たないカワヨウジの子ども。ゴミにしか見えないサイズ。

宮崎県沿岸では再生産してるのかもしれないですね。



そしてハゼの仲間。

最近は魚本来の美しさを残せるよう、胸びれをきれいに開くようにこだわっております。

ヒメハゼのオス。尾びれの破けが無かったら完璧だった。

ヒメハゼ属の一種。まだ未記載の種類かな。

ヤハズハゼ。採った直後は色薄いのに、一気に派手になりました。

ハゼの仲間の中でも、ヒメハゼはひれを破かずに立てることが難しい種類です。

今回の個体はこれまでで一番きれいに立てれた個体です。

 

最後は変わり種、ヒョウモンダコ

ヤハズハゼ採った日に、後輩たちと一緒にタイドプールで採った個体です。

まだ実験所の水槽で生きてます。

興奮してる時こそ派手ですが、野生では岩そっくりの地味な色してます。

黄色と青色は最高に美しい!

数年前、最初にこのタコを見たときは相当珍しいのではないかと思っていましたが、最近は磯場に出かけるとたまに(年1くらいの頻度で)見かけます。

本気で探せばもっといそうな感じですね。

 

以上が最近の成果です。

今は論文書きまくりたいシーズン(どうせ寒がりで外行きたくない&書かないと卒業できない笑)なので、執筆活動に専念します。

運動不足だけ気を付けたい。

めずらしく秋らしい日々。

崎県はここ数年、夏が終わると一気に寒くなり、秋というよりか冬がやってきてた気がします。今年もそうなるかと思っていましたが、前回の大型の台風が過ぎた後から徐々に気温が下がり、秋らしい秋になりました。

そんな中、最近は調査も結構行っていますが、執筆も進めているという感じで過ごしておりました。

とある川の汽水域。こちらに興味津々なゴマフエダイの幼魚。

とある漁港で偶然始まったイセエビ刺網の水揚げ。見学させていただきました。

隠れてるの分かるかな?

もちろん魚集めもしていて、いろんな魚を収集しました。

定置網、刺網(磯建網)、素潜り採集の魚たちです。

海は今の時期が一番暖かく、熱帯性の魚が観察しやすいです。

気が付いたら今日が10月最終日。

ここ数日は秋も深まってきていて、17時過ぎるころには暗くなってきました。

寒い時期がやって来ますね(寒いの苦手)。

おとなしく執筆に励みます。

ただあとひと月くらいは海があったかいので、魚採りしつつになりそうです笑